努力を楽しもう 諏訪湖マラソン20回記念で千葉真子さん講演

長野日報社 社会 2008-10-25

 第20回記念諏訪湖マラソンの講演会(大会実行委員会主催)が25日、諏訪市文化センターで開かれた。ゲストランナーの千葉真子さんが「生命(いのち)を輝かす人間 ランニング人生」をテーマに講演。集まった大勢の市民ランナーらに「楽しむことが長続きさせるこつ。努力を楽しめたら、ちょっと一流に近づけると思う」と述べた。
 2003年パリ世界陸上のマラソンで銅メダルを獲得するなど、日本女子長距離界の牽(けん)引役を果たしてきた千葉さんは、優勝すればアテネ五輪の代表切符をつかむことができた04年の大阪国際女子マラソンで準優勝に終わった時の心境を回想。「五輪は補欠になってしまったけれど、私の人生の主役は私。自分の人生を大事にしようと考えることにした。少しでも自分らしく、生命を輝かせることができればいい―ということを一つの挫折から学んだ」と話した。
 講演の終盤で「ランニングの裏技を教えます」と切り出した千葉さん。姿勢と腕の振り、呼吸法の3点をポイントに挙げると、「疲れてくると腰が落ちて背中が丸くなりがちです。美しく走る基本の姿勢が大事」とアドバイスした。
 会場には諏訪湖マラソンの前日受け付けに訪れたランナーや陸上競技ファンらが詰め掛けた。大会を目前にして疲労骨折が判明し、同日はゼッケンだけを受け取りにきたという岡谷市の無職男性(63)は「千葉さんの講演には元気付けられた。来年は絶対に出られるようにしたいという気持ちになった」と感想を話していた。

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