鶴岡市羽黒町松ケ岡のギャラリーまつ(酒井天美主宰)は、今年9月に解体された松ケ岡オープンセットの淡彩画を盛り込んだ2009年カレンダーを製作した。
同オープンセットは、映画「蝉しぐれ」(05年公開)の撮影のため03年に建設。その後、移築を経て先月初めに解体されるまで「山桜」など計4本の映画が撮影された。一般公開も行われ、観光スポットして人気を博した。
観光振興などに貢献したオープンセットに感謝の気持ちを込め、同ギャラリーは今月1日から鶴岡市在住の三浦恒祺さん(78)の淡彩画展を開いており、カレンダーは展示会と並行して製作した。
カレンダーはB2(縦72・8センチ、横51・5センチ)サイズで、三浦さんの淡彩画13点を使用した。オープンセットの四季折々の風景画を各月に添えたほか、下半分にはセットが完成したばかりの13年12月の風景を掲載した。いずれも鉛筆のデッサンに水彩で淡く色を乗せた柔らかなタッチで描かれている。
カレンダーは200部限定。同ギャラリーと庄内映画村資料館、致道博物館で、1部1000円で販売する。同ギャラリーでは「オープンセットは撤去されたが、このカレンダーを眺めて生け垣のある風景や『蝉しぐれ』の映画を思い出してもらえれば」と話していた。問い合わせなどはギャラリーまつ=電0235(62)4295=へ。