米粉めんの試食会が16日、酒田市東中の口町のラーメン店「満月」で開かれ、同市議や行政関係者ら約20人が、熱いラーメンと冷たいつけめんを味わった。
米粉を使った新たな製品を開発し、地元産米の消費拡大を図る狙い。市米消費拡大推進協議会が、市麺(めん)類食堂組合(菅井儀一会長、会員30店)に県産はえぬきの米粉を提供。同組合では、小麦粉に米粉を20%混ぜ、細いストレートめんと少し太めで縮れた乱切りめんの2種類を試作した。
この日は、同組合のメンバーが、しょうゆ味のラーメンとつけめんにして提供。「細めんのラーメンは腰が足りない。つけめんは最高」「もう少し黄色っぽくてもいい」「無理にラーメンにしないで、別のメニューとして出してもいいのでは」など、細めんには総じて辛い点数がつく一方、乱切りめんは好評だった。
同組合の佐藤清副会長は「米粉と小麦粉では水の吸収度が違い、均一に混ぜるのが難しい。小麦粉もいろいろあり、米粉と相性のいいものを探すのも課題。加水具合など、製品化には研究しなければならないことがたくさんある」と話す。
今回の米粉は1キロ当たり580円で、中華めんの原料になる小麦粉の3―4倍。消費が増えれば価格の低下も予想されるため、市は今月、市米粉利用推進研究会(会長・平向與志雄農林水産部長)を立ち上げ、まず米粉の需要量調査を行うことにしている。
米粉を混ぜて作っためんを味わう試食会参加者