豊川高女子駅伝部が全国大会前哨戦を制す

東愛知新聞社 スポーツ 2008-10-16

 悲願の全国高校駅伝優勝に一歩前進―。第23回くらよし女子駅伝(倉吉市など主催)がこのほど、鳥取県倉吉市営陸上競技場を発着点とする5区間21・0975キロで行われ、豊川高校Aチームが1時間8分25秒の大会新で初優勝した。5区間のうち4区間で区間賞を獲得する圧勝ぶり。森安彦監督は「選手は順調に仕上がっている。このまま県、全国に臨みたい」と自信を深めている。
 大会には立命館宇治、興譲館、諫早などの強豪校を中心に全国から79チームが参加。都道府県高校駅伝や全国高校駅伝と同じ区間と距離(1区6キロ・2区4・0975キロ・3区3キロ、4区3キロ・5区5キロ)で競った。
 豊川Aは1区の二宮悠希乃選手(3年)が中盤抜け出すと区間賞の走り(19分45秒)で、2位の豊川工に7秒、3位の立命館宇治に8秒差をつけた。
 2区の伊澤菜々花選手(2年)は立命館宇治の伊藤紋にかわされ15秒差の2位に後退したが、3区の加藤麻美選手(3年)の力走(9分31秒=区間賞)し、3秒差まで肉薄した。
 4区の下村環加選手は期待の1年生。立命館宇治をすぐにかわすと、区間トップ(9分54秒)の走りで逆に15秒差をつけてW・ワイリム選手(2年)につないだ。
 ワイリム選手は留学生も含めて現在、国内高校生ナンバーワン。立命館宇治の池本選手を59秒も上回る16分15秒=区間賞=の好タイムで独走し、大会記録を25秒更新する1時間8分25秒の大会新でゴールインした。
 2位には1分16秒差で立命館宇治、3位には北九州市立、4位には諫早、5位には豊川工が入った。控え選手中心の興譲館は20位に終わった。
 昨年の全国高校駅伝で優勝した立命館宇治はエースの夏原育美選手を国体で欠いたものの、ほかはベストメンバー。夏原選手が加わっていても豊川が勝った可能性が高い。
 森監督はライバルに勝ったことよりも全員が力を出し切ったことを高く評価。「全員順調に仕上がっている。昨年の全国は後半崩れて7位。今年は最後まで優勝戦線に残ってくれそうだ」と控えめながら「全国V」への手応えを口にした。

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