福祉用ロボットスーツ生産開始

常陽新聞新社 未分類 2008-10-08

「サイバーダイン」が10日からリース販売

世界初の福祉用ロボットスーツを生産する筑波大発ベンチャー企業「サイバーダイン」(本社・つくば市、社長・山海嘉之筑波大教授)の研究開発センターが、つくば市学園南のつくばエクスプレス(TX)研究学園駅前に完成し、7日、竣工式が催された。大和ハウス工業(本社・大阪市、村上健治社長)が販売総代理店となって、介護施設や福祉施設を対象に10日からリース販売を開始する。

体に装着して、障害者や高齢者の動作を支援するロボットスーツで、人が体を動かそうとするとき、脳から筋肉に伝わる神経の微弱な電気信号を皮膚表面で検出し、コンピューター制御で各モーターを動かして人の動きを支援する仕組み。

世界初のサイボーグ型ロボットで、米国国防総省が軍事技術への転用を打診したが、山海教授が拒否したことでも知られるなど、世界中の注目を集めている最先端技術。

今回販売するのは、両足または片足に装着して、足が不自由な人の歩行を助ける下半身用のタイプ。年間500台を目標に生産する。

リース販売料は、両脚タイプが月額22万円、片脚タイプが15万円。介護・福祉施設のみにリースし、個人への販売はしない。

完成した同社の施設は、鉄骨造り3階建て、敷地面積6313平方メートル、延べ床面積5324平方メートルで、生産のほか研究などもする。

TX研究学園駅前に31日オープンする商業施設「イーアスつくば」内にも、ロボットスーツを実際に体験できるサイバーダインスタジオがオープンする。

記者会見した山海教授は「今回は、身体的機能に対する支援だが、人が生きることに対してテクノロジーがどのように支援できるのか、公益性を重視して今後もチャレンジしていきたい」と話した。

北欧でも販売する計画があるという。

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