みこしを米国に寄贈―取手

常陽新聞新社 文化 2008-10-07

担ぎ手なく保管、国際交流に役立ててと

取手市双葉団地内の祭りで使われたみこしが、米国カリフォルニア州のユーバ市に近く寄贈される。団地住民の高齢化で担ぎ手がいなくなる中、「国際交流に役立ててほしい」と市姉妹都市協会に寄贈され、交流20周年を記念して、姉妹都市のユーバ市に贈られることになった。

みこしは1987年ごろ、団地内の商店街や住民など約150人で構成する「双葉神輿(みこし)愛好会」が、約380万円の費用を工面して造った。大きさは縦横1メートル、高さ1・8メートル、重さは約400キロ。

祭りの主役として、ふるさと意識の醸成に貢献したが、団地住民の高齢化で、祭り自体が衰退。2000年ごろ、藤代町国際交流協会(当時)に寄贈され保管されていた。

みこしはユーバ市で催される20周年記念式典で市民にお披露目された後、市内の資料館に展示される予定。1日、取手市から搬出され、近く米国に向け空輸されるという。

姉妹都市交流事業は、中学・高校生らがホームステイし、異文化を体験しながら交流を深めるもの。今年は、市内の中高校生26人が、10月30日から11月8日まで8泊10日の日程で渡米する。滞在期間中、現地で記念式典が催される。

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