軽自動車で日本一周

南海日日新聞社 地域 2008-09-29

1万256キロを無事走破

和泊町手々知名の伊集院周克さん(61)、ふみえさん(55)夫妻が愛用の軽自動車で日本一周旅行を実現させた。一万二百五十六キロを走破し、二十五日に帰島したばかりの二人は「長年の夢をかなえることができ、満足感でいっぱい。第二の人生を夫婦で楽しみたい」と笑顔を見せた。
 周克さんは下平川小学校校長(知名町)を最後に三月で定年退職した元小学校教諭。「全国の友人や教え子を自分の足で訪ねたい」と在職中から描いていた夫婦水入らずの日本一周旅行に挑戦した。
 二人は七月三十一日にフェリーで沖永良部を出発し、大阪で下船すると日本海側を北上して北海道へ。その後は車中泊も経験し、東北自動車道経由で関東、四国、九州を走り抜けた。
 盆休みの渋滞に巻き込まれたり、車両では青函トンネルを通行できないことを現地で知り、慌てるなどハプニングにも見舞われたが、宗谷岬(北海道)から眺めた景色や黒部ダム(長野県)の放水など「毎日が発見の連続。ツアーでは味わえない気ままな旅を楽しめた」とふみえさん。旅先では旧友や教え子と再会し、二カ月間の旅程を無事終了した。
 来年は以前勤務していたマレーシアの日本学校を訪ねる計画を立てている。周克さんは「車が好きなので運転は苦にならない。長崎では生まれたばかりの孫に対面し、元気をもらった」と話した。

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