学生や生徒の就業体験「インターンシップ」に関わる人たちが所属する「日本インターンシップ学会」(田村紀雄会長)は27日、豊橋創造大学で第9回全国大会を開いた。全国から約200人が集まり、インターンシップの将来像を議論した。
創造大が積極的にインターンシップに取り組んでいることから、今回、全国大会の会場に選んだ。
最初に中部ガス会長の神野信郎氏が基調講演で、「東三河の地域開発と産学官の連携について」を演題に講演。明治時代から現在までの当地域の経済発展の過程と、大学の関わりを紹介した。
その中で産学連携の重要性に触れ、「地域企業の発展の後押しには、大学の力は大切。技術面、戦略面で協力を」と述べた。
シンポジウムでは、中野和久・サイエンスクリエイト常務、西島篤師・西島社長、吉本圭一・九州大学准教授、坂田広峰・三重県北星高校教諭の4氏がインターンシップの課題や将来像を議論。
うち坂田氏は、学校と企業を結ぶ機関の重要性を訴え、「私の勤務する学校がある桑名市では、商工会議所が事業として積極的に取り組んで、学校と企業を結びつけてくれた」と説明した。
また西島氏は企業側からの意見として、「一部には、あいさつが出来ない子もいる。送り出す側も社会人のマナーを教えてほしい」と要望した。
これまでの全国大会では、大学生のインターシップについて議論していたが、今回は高校生も加えた。
発表講演で新たに高校部門を設けた。高校生がインターンシップを通して感じたことのアンケート結果で、「仕事の大変さの一端が分かった」、「働いている両親に感謝したいと思った」などの意見があったことが紹介された。
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