瀬戸内町の与路集落(保島豊区長)で二十日、伝統の豊年祭があった。出身者も交
えて相撲や八月踊り、飛び入りの芸能などがにぎやかに行われ、地域の和を広げた。
豊年祭は地区公民館で午前十一時半に始まった。振り出しとともに力士が入場する
と、会場は早くも歓声に包まれた。力士が担いだミンガメはその昔、各家庭から集め
た酒が入っていたという。一重一瓶の祭りの名残。現在は二合瓶が入っている。
振り出しに続いて前相撲、赤ちゃんの土俵入りと続いた。与路の場合、前相撲は三
組。家庭円満な力士の取組で集落の繁栄を祈った。土俵入りは二人。元横綱のおじい
ちゃんと一緒にしこを踏み、会場から盛んな拍手を受けた。
このほか、八月踊りや島唄、新民謡など多彩な出し物も披露され、大にぎわい。心
のこもったもてなしも見物客を感動させた。保島区長は「豊年祭は地域の大事な年中
行事。島がある限り、続けていきたい」と話した。
【南海日日新聞社】
コメントしてください。ログイン(
)