福求め大にぎわい 伊那市高遠町「だるま市」

長野日報社 地域 2012年2月11日

 伊那市高遠町の冬の風物詩「だるま市」は11日、鉾持神社参道を歩行者天国にして開いた。好天に恵まれたとあって縁起物のだるまを求めて多くの人でにぎわった。
 かつては旧正月14日に開かれた「十四日市」に起源を持つ400年続くとされる伝統行事。鉾持神社では五穀豊穣8ほうじょう)を願う祈年祭があり、303段の石段は昨年のだるまを奉納する参拝客で埋まった。
 参道の両側には屋台がずらりと軒を連ね、だるま売りの「いらっしゃい」「いらっしゃい」と、威勢のいい掛け声が飛び交った。値切ると縁起がいいとされているとあって「もう一声」と値段交渉する人も多く、成立すると手締めの小気味いい音が響いた。
 参道入口で約40年間店を構える「いてふや」は「今年は2、3000円が売れ筋。朝から天気がいいからずっと人が絶えない。売れ行きも順調です」と笑顔だった。

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