近畿ブロック賞に「秋津野」

紀伊民報社 地域 2012年1月25日

第2回地域再生大賞

 地域活性化に取り組む団体を支援しようと、全国の地方新聞社と共同通信社が設けた「第2回地域再生大賞」の受賞団体が21日に決まり、田辺市上秋津の農業法人「秋津野」が近畿ブロック賞(副賞10万円)に選ばれた。2月23日に日本プレスセンタービル(東京都)で表彰式がある。

 都道府県ごとに原則1団体選出された計50団体を審査。大賞(副賞100万円)には「ブルーリバー」(広島)、準大賞(同30万円)には「定禅寺ストリートジャズフェスティバル実行委員会」(宮城)と「大宮産業」(高知)が選ばれた。ほかに北海道・東北、関東・甲信越、東海・北陸、九州・沖縄で各ブロック賞が選ばれた。

 秋津野は、2008年11月に小学校の木造廃校舎を利用してオープンした都市と農村の交流施設「秋津野ガルテン」を運営する。農家レストランや菓子作りの体験工房、宿泊設備を併設。みかんの樹オーナーや市民農園なども好評で、年間の交流人口は約6万人に上る。

 また、地域づくりの核となる人材育成を図ろうと、08年度からの3年間は、経済産業省の補助事業で「地域づくり学校」を開校。11年度からは市が秋津野ガルテンを拠点に地域づくり学校を開いている。

 秋津野の楠本健治社長は「受賞はうれしい。地元の資源を生かした雇用や地域おこしにつながっており、本来の目的である地域活性化が少しずつ実ってきていると思う。これは地域の人が結束して汗をかいている成果。今後も人材育成をしながら農村の活性化を図っていきたい」と話している。

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