「挽歌」評伝を出版【釧路】

釧路新聞社 文化 2011年7月2日

近代文学研究の盛厚三さん

 釧路市出身で埼玉県在住の近代文学研究者、盛厚三さん(63)が文芸雑誌「北海文学」に2002年に発表した評伝「『挽歌』物語│作家原田康子とその時代│」が、今年10月に釧路新書から出版されることが決まった。
 1947年釧路市生まれ。釧路湖陵高校を経て、大学卒業後、近代文学に関する論文を文芸雑誌に発表し、93年に第20回釧路春秋賞を受賞。明治の文豪、夏目漱石の名作「こころ」の初版本の表紙も手掛けた木版画名人彫師、伊上凡骨(1875│1933)の評伝も出版している。
 釧路新書では評伝に一部加筆したものを予定している。盛さんは「原田康子さんの三回忌に出版できることが何よりもうれしい」と喜びを語っている。2日午後1時30分から釧路短期大学、3日午後4時30分から釧路市民活動センターわっとで原田康子さんや釧路にゆかりのある作家について講演する。同短大は入場料800円。同センターは入場無料。

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