宮古産マンゴーの出荷が本番を迎え、航空貨物業者は、各農園から集荷したケースを区分けして送り出す作業に追われている。今年は、平年より収穫が一カ月遅れており、その影響で出荷のピークも遅れている。
今年は一月、二月に雨天曇天の日が続き、その影響で開花にばらつきがみられ、例年より一カ月遅く四月に満開期を迎えたほ場が多くあった。その分、実の成長が遅れ、例年より収穫が遅れている。
出荷は、六月末から始まり、今月十日を過ぎてから量が増えてきた。ある業者は「ここ二、三日は一日約九百個を集荷している。ピーク時には千二百個を扱う」と話した。
また、大手の業者は「現在は一日八百個余を取り扱っている。ピーク時には千五百個を運ぶ」と話した。今月末が出荷のピークとなりそうだ。
二キロ詰め(平均して四個入り)が最も多く、全体の八割を占める。二個入りの一キロ、六個入りの四キロも出荷されている。
九割が県外出荷で、輸送料は九百円から千円余掛かる。本土への贈答用に買い求める人が多く、マンゴー代金プラス輸送費が掛かり「マンゴーの贈答にはお金が掛かる」と言いながらも宮古産マンゴーは人気だ。
今の時期の航空貨物は、マンゴーがほとんど占めており、野菜類も端境期で出荷はない。また、例年、夏場にあるマグロやカツオなどの魚類も今年は少ないということで、今やマンゴーは夏場出荷の主力商品だ。
今年は三百二十五トンの出荷量が見込まれている。
▽写真説明・マンゴー農家から集荷して荷札を張る作業を行う担当者=22日、宮古空港