高糖度トウモロコシ「ピュアホワイト」出荷 諏訪市後山

長野日報社 経済 2010年9月3日

 諏訪市湖南後山の10軒ほどの農家が今年もそろって、白い粒が特徴のトウモロコシを収穫、出荷している。春先の天候不順などで生育に影響が出たと言うが、高糖度系品種らしく甘さは十分だ。市内の直売所にも出しており、「果物並みの甘さを楽しんで」とPRしている。
 「ピュアホワイト」と呼ばれる品種で、近くで他品種を育てると交配して粒の所々が黄色くなり、商品価値を失うなど栽培面では難しさを持つ。
 四方を山に囲まれ、他の集落とも離れた後山では4年前から、すべての栽培農家が同品種のみを作付け。限られた農地で希少価値の高い品種を育て、高収益を得る狙いもある。
 栽培農家の一人、小林渉さん(50)によると、春の天候不順で初期生育が遅れ、「5月半ば、6月半ばにそれぞれ播種したものの収穫時期が一緒になってしまったよ」と苦笑い。型は小さめだが、糖度は17度前後と十分で、味には自信を見せる。収穫は今月中旬ごろまで。多くは農協を通じて県外に出荷するが、同市豊田のJA信州諏訪・夢マーケット文出店とさざなみ新鮮市にも並べているという。

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