【厚岸】命の大切さや育児について学んでもらおうと、厚岸翔洋高校(三ツ石茂之校長)海洋資源科の3年生12人が8月31日、思春期講座を締めくくる「赤ちゃんふれあい体験」授業を受けた。
同校では、1年生が「思春期の性と生」として心と体にかかわる授業。2年生は「妊娠と出産」がテーマの授業を受ける。3年生は妊婦体験授業、妊娠中の胎児の様子を保健師から聞く授業を受け、この日の赤ちゃん体験へとつながる一連の講座を受講する。
授業には5カ月―1歳児までの親子5組と町の保健師が参加。2グループに分かれ、生徒たちは妊娠中の体調、名前の付け方、出産の前と後の気持ちの変化などを母親に質問した。その間もつぶらな瞳でみつめる赤ちゃんに、生徒たちの目もくぎ付けになった。
赤ちゃんを抱っこした宮部亮君は「いい体験をした。自分の子どもが欲しくなった」。協力した母親の降(ふる)籏(はた)栄(さかえ)さんは「高校生と触れ合う機会は滅多にないのでいい経験になった」と笑顔で語った。和田悦子教諭は「生徒が将来父母になったとき、授業で知り合った保健師や町の保健サービスを知っていることが、何より力になることを覚えていてほしい」と話していた。