根室】市立柏陵中学校吹奏楽部(大森小里部長、32人)は、7月31日に釧路市で行われた第47回釧路地区吹奏楽コンクールの中学校部門C編成(25名以下)で見事金賞を受賞、さらに念願だった全道大会代表校にも選ばれ、22年ぶり3度目の全道出場を果たした。これは市内の中学校でも19年ぶりの快挙で、部員たちは「全道大会では満足できる良い演奏を」と張り切っている。
釧路地区コンクールには釧根地区の小学生から一般まで12部門に61の学校や団体が参加。そのうち中学校部門C編成には18校が出場して6校が金賞を受賞、その中から3校が全道大会代表校に選ばれた。
柏陵中学校吹奏楽部はこれまで銀賞受賞を重ねてきたが今年は金賞を目指して基礎練習を中心に、放課後のほかに土、日曜日の練習時間を増やすなどして練習に励んできた。地区大会では日本の元禄時代をイメージして作られた櫛田てつ之扶作曲の「元禄」を、和太鼓などを用いて情感豊かに演奏、念願の金賞受賞と全道大会出場の栄誉に輝いた。
同校には早速、全道大会での健闘を願い、地区大会で同じく金賞を受賞した根室高校吹奏楽部から「千羽鶴」ならぬ巨大な「千倍鶴」が贈られ、大きな鶴の羽には「ハクリョウ ガンバレ」の温かいメッセージが書き込まれている。
ホルンを担当する3年生の大森部長は「(全道大会出場を)うれしかった、信じられなかった」と喜びながら「演奏には満足していない。本番では良い演奏をしたい」と目を輝かせた。
顧問の一人で、指揮を担当する北川雄一教諭は「音楽の形はできている。あとは精神面や体調面を整え、基礎の部分を大事にして本番に臨みたい」と話している。
第55回北海道吹奏楽コンクール中学校の部は4日、札幌コンサートホールKitaraで行われる。