42年ぶり記録更新 加茂水族館8月入館者数

荘内日報社 観光 2010年8月31日

クラゲ魅力5万2000人

 鶴岡市立加茂水族館(村上龍男館長)の8月の入館者数が31日正午現在で5万2000人に達したことが分かった。1カ月間の入館者は1968(昭和43)年8月の5万250人がこれまでの最多で、42年ぶりの記録更新に同水族館は「夢のような数字。足を運んでくれた方々に感謝したい」と喜びの声を上げている。

 同水族館によると、8月は同館駐車場に宮城県をはじめ秋田、新潟など県外や内陸ナンバーの車が多く、地元以外からも多くの来館者があった。8月1日から23日までの平均入館者数は約2000人で、多い日は4000人超。夏休み期間とあって平日も多くの人出があった。客層は家族連れを中心に、若いカップルや友人同士、20―30人ほどのグループがマイクロバスで乗り付けて来館することも多かったという。

 また、1カ月間で入館者数が5万人を超えたのは、同館が入館者数の記録を開始した1966(昭和41)年6月以降では68年8月のみ。毎年入館者が増加する傾向にある8月でも、過去10年間は毎年約3万―4万人前後で推移しており、昨年8月は4万5681人だった。

 村上館長は「今春の下村脩博士の来館がテレビや雑誌、新聞などで広く報道されたことや高速道路の一部無料化で隣県や内陸から集客できたこと、お盆の前後に天候が崩れて海水浴客を取り込めたことなどが入館者数増加の要因では」と話すとともに、「小さな水族館の取り組みが、多くの方々に高く評価していただいたこともあると思う。この勢いを保ったまま、新水族館に推移してクラゲの魅力をさらに発信していきたい」と決意を新たにしていた。

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