かすみがうら市坂の市水族館(西川卓男館長)で29日、ハナタツの赤ちゃんが生まれた。体長は約15ミリで20匹ほど。
同日午前11時ごろ、水族館を訪れた家族連れが見掛け、西川館長に尋ねたところ、「30分前に見たときはまだ生まれていなかった」として、誕生したのが分かった。
同水族館などによると、ハナタツは、近年までタツノオトシゴと混合されていた種。タツノオトシゴほど頭の上の角(頂冠)が発達せず、頭にとげ状の皮弁がたくさんあるのが特徴。体長は8~10センチで、本州中部から九州などに分布する。
産卵は、タツノオトシゴと同様に、雌が雄のお腹にある育児嚢(のう)に卵を産み付ける。雄は受精し、ふ化するまで約2~3週間ほど育児嚢で育てるという。約1年ほどで成体に成長する。
西川館長は「もうそろそろ生まれる時期だった。良かった」などと話した。