トリエンナーレ公式グッズに

東愛知新聞社 社会 2010年8月28日

 豊橋市石巻町の社会福祉法人「童里夢」(大森妙子理事長)運営の「Pan-Kan製造センター」(同市南牛川1)が作る缶詰パン“Pan-Kan(パンカン)”が、開催中の「あいちトリエンナーレ2010」の公式グッズに採用された。オリジナルラベル缶として販売を開始し、好調な売れ行きを見せている。

 あいちトリエンナーレ2010は、3年に1度の国際芸術祭。10月31日までの期間中、現代美術や舞台公演など世界最先端の現代アートが披露される。
 「童里夢」では知的障害のある利用者が生産活動などに励んでおり、同センターは昨年開設。利用者10人と職員4人が缶詰パン製造に携わっている。
 焼きたての風味を3年間保つことができる保存食「Pan-Kan」。「レーズン」「コーヒーナッツ」「チョコチップ」味があり、1缶2個入り。柔らかな食感と甘く香ばしい味が好評で、非常食はもちろん、朝食・軽食用にと購入する人も多い。
 公式ライセンスグッズへの採用が決まり、ラベルデザイン計6種の提供も受けた。「コーヒーナッツ」には、トリエンナーレのシンボルマーク“矢印”で描く名古屋の街のデザイン2種を使用。「レーズン」「チョコチップ」は出展作家とのコラボ品で、「チョコチップ」は愛知の作家、斉と公平太さん作のキャラクターが描かれた専用ラベル2種、「レーズン」はセルビア出身のナタリヤ・リボヴィッチさんが実物を見て描きおろしたラベル2種を張っている。
 「トリエンナーレを機に、障害者施設や活動を知ってもらえたら。ぜひ手にしてほしい」と福井正之センター長。オリジナルラベル缶は、愛知芸文センター内オフィシャルショップ、名古屋市美術館、名古屋三越栄店、「童里夢」内れすとらん“くう”で扱っているほか、童里夢参加の各種行事でも販売中。

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