充電切れも安心 岡谷の給油所にEV用急速充電器設置

長野日報社 経済 2010年8月27日

 石油卸業などの総合商社、鈴与商事(静岡県静岡市)は27日までに関連会社の井口エネルギー(下諏訪町)が運営する給油所「セルフ24岡谷店」(岡谷市長地権現町3)に電気自動車(EV)用急速充電器を設置した。運用開始は9月3日。塩尻市の給油所と松本市のレンタカー営業所にも急速充電器を設置するほか、200ボルトの倍速充電設備を諏訪地域の給油所6店を含めた中南信11カ所に設置する。
 同社は、県営松本空港で運航しているフジドリームエアラインズの関連会社。松本市が取り組んでいる「EVを活用した観光産業創出」事業に賛同し、松本市内で営業している子会社のレンタカー会社の事業所にEVを5台導入している。レンタカーサービスは同事業所が9月3日から開始する。
 充電器の設置は、こうした取り組みの一環。岡谷市内への設置について同社は「松本周辺だけでなく、諏訪湖や諏訪大社など観光資源が豊富な諏訪地域へのドライブも楽しんでもらえれば」と話す。セルフ24岡谷店の急速充電器は出力25キロワットで、レンタカーとして導入した三菱自動車製のEV「アイミーブ」の場合、約45分で80%の充電ができる。
 倍速充電設備はフル充電まで7~8時間程度かかるが、充電切れの恐れがある場合の緊急用としての活用を想定しており、1時間の充電で約20キロ走行できるという。
 充電器、充電設備ともにレンタカー利用者だけでなく、一般のEV利用者にも開放し、一定期間無料で提供するとしている。

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