和歌山県白浜町臨海の京都大学白浜水族館は、尾や背中の一部と目が黒いものの、全体がほぼ真っ白のウナギを展示している。
同町城の林業、榎本多(まさる)さん(56)が16日に日置川の支流・城川で釣った。全長約45センチ。同日中に同館に持ち込まれた。釣り針をのみ込んでいたため、殺菌消毒をして様子を見た上、20日から展示している。
色素異常とみられている。白の体色は目立つため外敵に狙われやすく、自然界で大きく育った個体が見つかることは非常に珍しいという。
飼育担当の加藤哲哉さん(38)は「針をのみ込んだままなので、長期飼育が可能かどうかは不明。うまくはき出してくれると、餌を食べることもできるのだが」と心配している。
埼玉県から来た高校教諭の男性(49)は「どんな生物にも白い個体があるのだと分かりました。よく見つけられましたね」と驚いていた。