「夕陽」背景 幻想的に

荘内日報社 芸能 2010年8月23日

山戸能 舞と日本海 観客魅了

 鶴岡市早田のふる里物産館しゃりんで22日、同市山五十川地区に伝わる「山戸能」(県指定無形民俗文化財)を日本海に沈む夕日をバックに上演する「夕陽能」が行われた。

 夕陽能は、1991年に開設された道の駅の1周年を記念して始まった。毎年この時期に開かれ、今回で19回目。日本海を背景にした特設ステージを舞台に、夕日が沈む時間帯に合わせて上演している。

 この日は夕方、ほぼ快晴のベストコンディションで、タイトル通りの“夕陽能”となった。稚児舞の「恋慕の舞」で幕開けし、五穀豊穣(ほうじょう)を祈る「式三番」に続き、午後6時すぎに番能「舟弁慶(ふなべんけい)」が上演された。会場には観客やアマチュアカメラマンなどが大勢詰めかけ、日本海と夕日を背景に舞台で繰り広げられる幻想的な能の舞に魅了されていた。

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