日本生物学五輪、中高校生が挑戦

常陽新聞新社 催し 2010年8月20日

筑波大で2次試験、全国から78人参加

中学、高校生に生物学の面白さや楽しさを体験してもらう日本生物学オリンピック「生物チャレンジ2010」の第2次試験が19日から、つくば市天王台の筑波大学を会場にして開かれている。このコンテストは、来年の国際生物学オリンピック台湾大会に派遣する日本代表の選抜も兼ねている。 

1次試験は全国から約2500人が参加し、7月に全国85の大学・高校を会場にして、理論問題による筆記試験が行われた。2次試験には、1次試験を通過した78人が参加。7月の国際生物学オリンピック韓国大会で、メダルを受賞した4人も参加している。

2次試験参加者は22日までの3泊4日の日程で、4分野各2時間、計8時間の実験試験に挑戦する。実験試験は国際生物学オリンピックを模して作成された実験問題で、大学生レベルの高度な問題が出題されるという。

初日は理論生物学と植物学の2分野の実験試験があり、参加者はアズキゾウムシの卵の産み方に関する実験試験と植物の切片を見ての実験試験に取り組んだ。実験試験の前には、実験試験の予備体験があった。20日は引き続き、残り2分野の実験試験が行われる。

また、今回は実験試験だけでなく、生物学研究者との語らいを深める機会や研究施設での体験、参加者同士の交流などの企画も盛り込まれている。筑波大の生物系教員室に入り、最先端の生物学研究体験をするほか、生物の研究を語り合うサイエンスカフェやつくば市内にあるロボットスーツ研究開発工場のサイバーダイン社や国立科学博物館筑波実験植物園、つくばエキスポセンターの見学などがある。

最終日にはつくば国際会議場で、1次、2次試験の成績を総合しての表彰式がある。今回のコンテストの中から、成績優秀な高校2年生以下の15人を、国際生物学オリンピック台湾大会の日本代表候補として選出。この後、3次試験とトレーニングを経て、日本代表4人が決定する。

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