地域の現場を肌で【釧路】

釧路新聞社 福祉 2010年8月18日

札幌医大チームが医療実習

 地域医療の現場を肌で感じてもらおうと札幌医科大学の医療密着型チーム医療実習が17日から釧路市、中標津町、別海町で始まった。3年生を対象にした同実習も今年で6回目を迎え、医学部7人、保健医療学部11人、和歌山県立医科大学2人の合計20人が参加。高齢者の健康への支援や三次保健医療福祉圏における保健医療サービスの特性と連携を知るなどテーマに基づいた4コースに分かれ、20日まで行われる。
 同実習は、プライマリケアについて理解し、地域での健康に関する課題に対して介入方法を考案する力や人として医療者として、人間関係の築き方の習得、自らの専門性を認識し、地域のおけるチーム医療の重要性を理解するなどを目標としている。
 釧路市コースに同行した相馬仁同大学医療人育成センター教育開発研究部門教授は「高齢化社会が進み、医療と福祉の連携が重要視されてきた。学生に実体験させることで、就職先の一つとして地域を選択する増えてくるのではないは」と、実習の目的を説明する。
 釧路市のコースには医学部2人、保健医療学部4人の合計6人が参加。医療法人豊慈会の釧路北病院と老健くしろで、パワーリハビリを体験したほか、コミュニケーション力をつけるため、高齢者へのインタビューを行った。老健くしろに入所する北畠達朗さん(82)にインタビューした医学部の串間孝朗さん(20)は「大先輩の話は大変ためになったが、自分の言いたいことを伝えるのは難しかった」と話していた。
 同チームは18日、市立釧路総合病院で院内やヘリポートを見学した後、認定看護師活動の紹介を受ける予定だ。

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