庄内地方の各地で、サルスベリ(百日紅)の花が真夏の日差しに照り映え、今を盛りと咲き誇っている。
サルスベリは中国南部原産のミソハギ科の落葉高木。濃淡の紅色や白色の花が美しく、病気にも強いため庭木として植えられるほか、寺院でよく見られる。
名前は、幹がすべすべしていてサルでも滑ってしまいそうに思えることから、和名の百日紅(ヒャクジツコウ)は、盛夏を中心に100日もの間、花が咲き続けることから付いた。
遊佐町菅里の土門利一さん(60)宅でも、35年ほど前に植えたサルスベリが満開になった。球状の濃いピンクの花が群がって咲き、すぐ前の国道7号を通るドライバーらの目を楽しませている。
「特別な手当てはしていないが、脇にある泉池の噴水の水が霧状になってかかるためか、毎年見事な花をつける」と土門さん。名前の通り、あと1カ月ほどは見事な花が楽しめそうだ。