ご近所福祉事業スタート

宇部日報社 福祉 2010年8月11日

 宇部市のご近所福祉活動推進事業を活用した地域福祉の拠点「和(なごみ)の家」が十日、草江二丁目の民家にオープンした。介護、看護、福祉の専門家集団「和の会」(久保田トミ子代表)が運営し、利用者目線で交流サロンや健康相談などさまざまな事業を展開する。
 ご近所福祉は、子供から高齢者まで、障害の有無にかかわらず、誰もが気軽に集える場。身近な地域で安心して生活できるよう、地域の支え合いの仕組みを制度として位置付け、行政が支援する。
 和の会は長年、生活福祉に携わる久保田代表と、介護や看護の一線を退いた人たちが、地域のためにできることを考えようと集まったグループ。各地の事例を研究するうちに、市の公募事業を知り、申請した。
 運営に当たり、久保田代表の自宅を改修。「もう一つのわが家」として気軽に利用してもらおうと、集い、語らい、趣味活動、健康教室、ちょっと相談、ものづくりの喜び体験などを展開する。開所の集いで久保田代表は「これからも知恵を出し合って、利用しやすい地域の拠点に取り組んでいきたい」と語った。
 来賓の久保田后子市長も「介護、看護の現場で活躍された人たちが新たな場で経験を発揮されるのを応援したい」と激励。記念のミニコンサートも開かれた。

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