八重山に伝わる民話 NPOと沖国大が採話

八重山毎日新聞 文化 2010年8月11日

「人魚と津波」など12話

 八重山の各島々に伝承する民話を絵本風に読みやすくまとめた「八重山に伝わる民話~その1~」がこのほど発刊された。
 琉球新報八重山中央販売店(黒島保代表)が、3年ほど前から2カ月に1回発行している「八重山の暮らしの情報誌・オオゴマダラ通信」で連載しているシリーズから「魚の女房」「人魚と津波」など12話をまとめ、1000部発刊した。

 民話は、NPO法人沖縄伝承話資料センター(前身・沖縄民話の会)と、沖縄国際大学の学生が1975年から合同調査を行っている県内各地の資料をもとに、八重山の人々から聞き取りした八重山独自の話を集めた。
 黒島代表は「民話の内容は先人たちの教えや風習などを伝える大切なもので、いつまでも途切れないように伝承しなければと思う。絵本のような形式で手に取りやすく、読みやすくまとめてあるので、子どもや若者、お年寄りまで多くの方々に読んでほしい。今後も継続して発刊したい」と話している。
 同書は定価500円(税込み)。タウンパルやまだなど市内書店で発売。問い合わせは(82-2702、黒島さん)。

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