ロボスーツでトレーニング―つくば

常陽新聞新社 福祉 2010年8月5日

サイバーダインスタジオが改装オープン

福祉用自立支援ロボットスーツ(HAL)の研究開発を進めるサイバーダイン(つくば市苅間、山海嘉之社長)は4日、つくばエクスプレス研究学園駅前の大型商業施設「イーアスつくば」内にある情報発信拠点のサイバーダインスタジオをリニューアルオープンした。

2008年10月末にオープンしたスタジオでは、HALの最新テクノロジーや次世代型ロボット技術を紹介する展示が中心だった。今回、新たに同社の量産工場で生産したHALの実運用場として内容を強化。HALを装着して、脚力が低下した高齢者や下肢の障害者がトレーニングできる体験型施設に生まれ変わった。

トレーニング場では下肢装着型のHALを使い、座位での足の曲げ伸ばしや立ち座りをはじめ、免荷装置を利用したランニングマシン(トレッドミル)上の歩行、歩行器や平行棒を併用した歩行などのトレーニングができる。トレーニン時の体温や体の状況、HALの動作状況などを映し出すモニターもある。

理学療法士や看護師ら専門スタッフが常駐し、利用者に合ったトレーニングメニューを組み立ててくれる。トレーニングコースは60分(6800円)、70分(7500円)、90分(9000円)の3コースが用意されている。トレーニングは完全予約制で、1日当たり平日は4人、土日曜日・祝日は8人の利用を見込む。

スタジオには障害者の複合的な支援技術の提案として、義足や車いすなどさまざまな先端福祉機器の展示も加わった。

同社の量産工場で生産された下肢装着型のHALは、これまでに筑波大学付属病院など全国の医療・介護・福祉関連37施設に計120体レンタルしている。

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