茅野・千駄刈の森にオリエンテーリングコース

常陽新聞新社 スポーツ 地域 教育 観光 2010年8月2日

 茅野市が同市北山の千駄刈の森に新たに設けたオリエンテーリングコースが2日、オープンした。サマーキャンプで訪れた東京などの小学生がさっそくオリエンテーリングに挑んだ。市は、近く日本オリエンテーリング協会の公認コースとして申請。千駄刈自然学校を拠点とした自然体験活動の一環として観光客誘致につなげたい考えだ。
 オリエンテーリングは、地図とコンパスを使い、山野に設けられたチェックポイントを回り、できるだけ早くゴールを目指す野外スポーツ。コースを設定する場合は競技性を確保するため、正確な距離の計測とそれに基づく地図の作成が必要で、専門の会社に依頼していた。
 コースは国道299号沿いの同学校を発着点にした「上級者」(4.5km)「中級者」(2.5km)「初心者」(2.4km)「冒険」(5.8km)の4コース。うち上級者と中級者の2コースを公認申請する予定だ。千駄刈の森は標高1800mの八ケ岳中腹の亜高山帯にあり、本格的なオリエンテーリングコースとしては「日本最高所」となるのが最大の特長だ。
 地図は1万分の1の縮尺で作られ、1cmが100m。ポストと呼ばれるチェックポイントの位置と等高線や沢、岩場などの記号が記され、これらを目安に回る。コースの利用料は大人600円、子ども300円。コンパスを借りる場合は200円。
 同日は、県学習旅行誘致促進協議会が募集した東京などの小学生41人がオリエンテーリングに挑戦した。子どもたちは、6グループに分かれて地図とコンパスを頼りに「こっち、こっち」「そっちは違う」などと話しながら各ポイントを目指していた。
 オープニングセレモニーであいさつした同市の折井健次産業経済部長は「都会ではなかなか味わえない自然を楽しんでほしい」と期待を寄せた。コースの新設を受けて10月2、3日にはオリエンテーリングとロゲイニングの競技会が開かれる予定。
 問い合わせは同学校(電話0266・67・1115)へ。

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