奄美市笠利町の笠利湾内に11日昼すぎ、白い砂浜が出現した。奄美手熟師会(安田謙志会長)の子ども講習会に集まった同市内外の親子連れ約90人が上陸。日中の最高気温が30度を超す「真夏日」の下、海辺の散策や海水浴を楽しんだ。
砂浜は干潮時にだけ、同町喜瀬集落の約200メートル沖に現れる「隠れ浜」。地元では「ナーハマ(中浜)」と呼ばれる。旧暦3月3日の大潮の干潮時だと長さ約70メートル、幅約20メートルの砂浜が青い海に浮かぶ。三日月型だが、潮流で変化するという。
写真家の別府亮さん(奄美市名瀬)が案内役などで講師を務めた。この日、隠れ浜は長さ20メートル、幅7メートルほどしか現れなかったが、青い海にぽっかりと浮かぶ砂浜に上陸すると、大人も童心に帰って周囲を散策し、夏気分を満喫した。
初めて上陸した同市名瀬の最上太智君(8)=伊津部小学校3年=は「海の真ん中に浜が現れたときはびっくりした。いつまでもこんな素晴らしい自然が残ってほしい」と日焼けした顔をほころばせた。
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