バンクーバー冬季五輪のスピードスケートで活躍した小平奈緒選手(茅野北部中―伊那西高―信大出)が20日、所属する相沢病院(松本市)で病棟慰問を行い、温かい声援を送ってくれた患者たちへ感謝の気持ちを伝えた。
患者との交流は小平選手自身がかねてから希望していたもので、4月上旬に再開した練習の合間を縫う形で実現。女子団体追い抜き種目で獲得した銀メダルを首に掛け、全8病棟を回って患者にメダルを触ってもらったり、感謝の言葉をつづった顔写真をプレゼントするなどした。
外科・整形外科のホールでは「皆さんの力をもらって頑張れた。4年後のソチ冬季五輪でまた喜びを分かち合いましょう」とさらなる飛躍を誓った。産婦人科では、出産したばかりの女性が抱く新生児に表情を崩し「近い将来、ぜひ赤ちゃんにもスケートで遊ばせてあげて」と笑顔で話し掛けていた。
同病院は、玄関ロビーに小平選手が使用した大会公式ユニホームとジャージを1日限定で展示。歌手谷村新司さんの娘でシンガーソングライターの谷村詩織さんによるライブや小平選手を交えたトークセッションも行って患者を楽しませた。