庄内農業高校(高倉吉英校長)映画演劇部は23日、今年2月のチャリティー公演の収益金をNPO法人「地球の子どもネットワーク」(山口吉彦理事長)を通じてインドネシアのスマトラ沖地震(2004年12月)被災児に贈った。
同部のチャリティー公演は、被災児の生活や学業の支援金を募るため、映画演劇部の定期公演に生徒有志や同部OB・OGが加わる形で2005年に始まった。今年は先月14日に鶴岡市文化会館で第6回公演が行われ、同部は古代中国にタイムスリップした高校生と女帝の交流を描いた「守り通す永久(とわ)の約束」を演じた。また、OB・OGたちでつくるチームTSUNAMIは、ボランティア活動体験をもとにした「ボランティア―なおいがたの、5年1カ月」を上演した。
公演のパンフレット代や協賛金、昨秋の学校祭で集めた募金などをまとめたところ、被災児2人の1年分の教育費や食費となる7万2000円になった。
この日の贈呈式には、地球家族の会の山口理事長と山口考子専務理事、チームTSUNAMIのメンバーなど計15人が出席。映画演劇部を代表して上野葵さん(1年)が山口理事長に寄付金を手渡した。山口理事長は「今年も素晴らしい公演でした。皆さんの善意をスマトラの子供たちに必ず伝えます」と謝辞を述べた。
上野さんは「スマトラの子供たちが少しでも元気に育ってくれれば」、チームTSUNAMIの大友和裕さんは「できれば年内中にもう1人分の支援金を集めたい」と話していた。