原村の原中学校3年生が、卒業記念に同村中央高原の彫刻の森に設置しているブロンズ像の除幕式が15日、現地で行われた。今年度の作品は、それぞれの道は違っても夢や希望を目指して歩み続けようという思いを込めた「追究」。3年生74人と教諭、村理事者、村議会議員らが立ち会い、完成を祝った。
制作は、村出身の著名な彫刻家清水多嘉示の芸術の心を受け継ごう―と行い、今年度で31基目になる。3年生全員が参加して自分たちで作った詩をモチーフに作品を制作している。今年度は小林和生君の詩、二村成彦君の作品が選ばれた。タイトルは篠原麻衣子さん、詩は小林星華さんが揮毫(きごう)した。
作品は高さ約70センチ、幅約35センチで御影石の台座に乗っている。二村君は「伸びた3本の柱は上を目指す気持ち、中央の球形は夢や希望を表現した」という。
式典で三沢和剛校長は「文化を先輩から後輩へと継承していってほしい」とあいさつ。清水澄村長は「卒業しても森を訪れ、心の糧を得て再び元気に自分の道を追究してほしい」と祝福した。