来月4日に「歌碑巡り、歌留多会」

釧路新聞社 社会 2010年3月15日

啄木の足跡、理解深めて

 啄木は1908年(明治41年)に当時の釧路新聞社記者として76日間釧路に滞在し、多くの優れた短歌を残した。一方では、本行寺(釧路市弥生2)でかるた取りを楽しんでいたことから、84年に故菅原弌也住職が〓木歌留多を発案して制作。翌年から釧路かるた協会が主催して、同寺で毎年啄木かるた会を開いていた。しかし、その後中心メンバーも故人となり、かるた会は行われなくなった。
 そうした中、釧路の文化的な財産を掘り起こして、将来的に観光振興につなげようという動きが、市民有志の間で広がり、2002年に文学関係者など14人のメンバーによる啄木歌留多制作実行委員会が立ち上がり、子どもから大人まで読めるよう、変体仮名は使わず読みやすい頒布版を発行した。翌年には200セット増版し、現在も港文館やコーチャンフォー釧路店などで、1セット1万円(税別)で販売している。
 角田代表は「啄木は明治41年1月21日に来釧し、在住は4月5日までの76日間とわずかだったが、多くの短歌と興味深い足跡を残した。この天才詩人といわれる〓木がもっと多くの人たちに愛され語り継がれるための普及活動として、歌碑巡りと歌留多会を開催します。啄木歌留多に興味を持っている方、初めての方も大歓迎です」と、参加を呼び掛けている。
 行程は午後1時から歌碑巡り、同2時に本行寺到着、休憩を挟んで同2時30分から歌留多会、同4時終了。参加費は500円(参加賞、せんべい汁、保険料)。申し込みは港文館0154(42)5584。28日締め切り。

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