シンセサイザー奏者で、諏訪大社御柱祭をテーマにした曲作りも行う喜多郎さん(57)は14日早朝、下諏訪町大平の棚木場で太鼓演奏を奉納した。諏訪大社下社御柱祭の出番を待つ8本の巨木に向かって力強く太鼓を打ち鳴らした。
奉納演奏は諏訪地方観光連盟プロモーション戦略局御柱部会(松坂雄一部会長)が主催。目前に迫った御柱祭を盛り上げるため、同連盟の御柱祭オフィシャルアーティストの喜多郎さんを招いた。
喜多郎さんは前々回の御柱祭年の1998年、木やりを取り入れたアルバム「GAIA・ONBASHIRA」を発表。下社御柱祭の山出し、里曳(び)き、建て御柱を実際に体験している。
東の空が明るくなり始めたころ、喜多郎さんは白いはかま姿で三尺の太鼓に向かい、上半身を大きく前後しながら約7分間太鼓を打ち鳴らした。静かなリズムや激しいリズム、音の大きさや速さに強弱を付けながら演奏した。喜多郎さんは「澄んだ場所で演奏ができた。荘厳な感じがした」と話し、御柱祭開催期間中に御柱に関する新曲を発表したいと意気込んでいる。