諏訪市角間新田にある角間沢水源神社で13日、諏訪地方で最も早いとされる御柱祭が行われた。地区住民や水源を管理している市水道局の職員ら約70人が参加。近くの市有林から伐採した約3メートルのアカマツを約300メートル曳行(えいこう)し、神社のほこらの四隅に建てた。
同区や角間沢水利組合の関係者によると、同神社は市が水源開発を行った1949(昭和24)年に建立され、御柱祭は同年以降の御柱年に行われてきた。諏訪地方では諏訪大社御柱祭の後に御柱祭を行う小宮がほとんどで、「諏訪地方では一番早いのでは」(鮎沢博・角間新田区長)という。
参加者たちは雪の残る山道を、木やりや「よいさ、よいさ」の掛け声を響かせながら勇壮に曳行。先端を三角錐(すい)状に削る「冠落とし」を経て無事に御柱が建てられると、再び木やりと掛け声を繰り返して喜び合った。
鮎沢区長は「一番早いといわれる御柱祭を、無事に、楽しく行うことができてうれしい。子どもたちも参加できる伝統行事として、将来に伝えていきたい」と話していた。