城北小に足湯完成 6年生が1年かけ製作

長野日報社 地域 教育 2010年3月9日

 諏訪市城北小学校6年生(25人、友田直樹教諭)が、1年間かけて取り組んできた足湯が完成した。9日には支援してもらった県建築士会諏訪支部青年委員会など、関係者を招いて感謝の会を開催。足湯は「多くの人に利用してもらいたい」と、諏訪の街並みが最もよく見える昇降口近くに設置し、今後地域に開放していく。
 足湯作りは、5年のときに郷土をPRするコマーシャル「ふるさとCM大賞」に応募、知事賞を受賞したことや、同校に配湯されている温泉の利用だった。6年になり校内で開いた木工教室で知り合った同青年委員会に、足湯作りを相談。快く応じてもらい手順や必要な材料、場所の設定を一緒に検討してきた。その間、地域の人たちや保護者からはサワラとスギの間伐材の寄付があり、運送や製材の専門家もいて、製作は多くの人たちの支援で始まった。
 完成した足湯は長さ400cm、幅45cm、深さ36cm。
 感謝の会では水平を出す、墨付けをする、斧やのこぎりを使って伐採、柱を建てるなど初めて経験した様子を、映像を交えて紹介。「自分たちの力も及ばないところはたくさんあり、多くの人たちに手助けしてもらったおかげ」と手作りのお菓子を食べてもらい、手紙を読んで感謝した。
 真新しい足湯では全員が、温泉の温もりを体感。雪が降る天候だったが「ここはあったかい」「木の香りがする」とあちこちから歓声が上がった。小松あやさん、夏川はるみさん、三沢春歌さんは「卒業はさみしいが、足湯があるからまた来れる。成人式に先日埋めたタイムカプセルを開けるので、その時まで愛用されていたらうれしい」と話していた。
 同校では今後、恒久的な配湯の敷設を行い、具体的に地域にどのように開放するかを決める。

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