「健康紅花」を考察

荘内日報社 未分類 2010年3月8日

創作料理 試食・販売も

 「紅の花ふる里再生協議会」(会長・黒田昌裕東北公益文科大学長)が、無・減農薬栽培で生産した「食べる健康紅花」の効能などについて、さまざまな角度から啓蒙(けいもう)活動を繰り広げてきた「最上紅花の地域産業創出プロジェクト」の事業報告会が7日、酒田市の公益大で開かれ、これまでの成果と今後の課題などが発表された。

 同協議会は、抗酸化成分を含むため食べることによる効果も注目されているベニバナなど伝統産物の復興を地域再生に結び付けようと、公益大の教職員や学生、一般市民らで昨年3月に設立。会員約30人で、内閣府の本年度「地方の元気再生事業」として採択を受けた同プロジェクトを展開し、「健康紅花」の▽若菜の栽培推進▽栽培者育成▽加工品、創作料理の開発▽講演会やシンポジウムの開催▽観光事業への活用―などに取り組んできた。

 この日は、同協議会員らが「栽培」「健康への研究」「開発加工食品」「観光起業」などそれぞれのテーマごとに発表。ベニバナの栽培は、「朝霧が出やすい」「風が弱い」「土壌に保水性がある」「気温が低め」といった特性がある中山間地が適していることや、産直施設で100グラム100円で販売した紅花若菜が好評で、陳列した1キロほどを毎日、完売したことなどが報告された。

 また、昼休みには同市内のホテルや産直グループなどが作った「紅花と旬の野菜のつみれ入れスープ」「紅花さしみコンニャク」「紅花のババロア」といった創作料理の展示・試食・販売が行われ、口にした参加者たちからは「おいしい」「くせがなく誰でも食べられる」などの感想が上がっていた。

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