宮田村の食材を使って特産品開発に取り組む、同村新食材開発プロジェクト(増田清代表)は、村内産のそばや豆腐、薫製などが一つの膳で味わえる「まるかじり御膳」を開発した。地域食材だけでつくる地産地消のフルコース―として誕生。3月8日から、同プロジェクト会員の割烹・青葉(同村大田切、石沢幸男代表)で販売を開始する。
同プロジェクトは、2008年の発足以来、地元に埋もれた食材を「宮田ブランド」として全国に発信しようと、村内の8事業所が共同で新食材開発に取り組んでいる。
今回は会員が「こだわりの食材」と位置付ける大豆(豆腐)やそば、薫製、川魚、ジビエ肉(シカ肉)、ワイン、ビールをふんだんに盛り込んだ。ジビエ肉についてはこれまで、近隣に精肉処理施設が無かったため提供できなかった。このため昨年12月、青葉敷地内に県伊那保健福祉事務所の認可を得て精肉処理施設「みやだまるかじり工房」を設置し、商品化を実現した。
御膳は、村内産大豆を使った豆腐や黒川の清流で育てたイワナやサーモンのほか、シカ肉や各種薫製など10品で構成。調理過程では、宮田ワイン「紫輝」なども使用。季節に応じて、地元産野菜やキノコ類なども加えられる。
1人前2100円(税込み)。
26日には、同店でまるかじり御膳の試食・お披露目会を開き、村内の約30人が地元食材のフルコースを味わった。同店の石沢礼子さんは「すばらしい食材が村にはそろっている。今後も宮田らしさを感じられる料理を提供したい」と話していた。予約が必要。
問い合わせは同店(電話0265・85・2344)へ。