新山小学校6年からたち組 富県のまつりで集大成の獅子舞

常陽新聞新社 地域 2010年2月25日

 伊那市新山小学校6年からたち組(担任・大沼聡教諭、10人)は28日、富県ふるさと館で開く「第30回富県ふるさとまつり」に出演する。総合学習で6年間学んできた獅子舞をテーマにしたステージ発表を披露する。本番を間近に控えた25日には、熱の入った通しげいこに励み、舞台の仕上がり具合を確かめた。
 からたち組は、1年のとき獅子舞を段ボールで作り、地元に伝わる文化に触れた。進級するたびにはやし方を加えたり、富県芸能保存会から歴史を聞いたり、あらすじを考えるなどして学習の幅を広げ、理解を深めてきた。
 発表のテーマは「からたち獅子舞 ふるさと新山感謝の舞」。新山の自然や伝統、伝説などに光を当て、6年間の思い出を交えて学校生活を支えて続けてくれた地域住民や保護者、関係者らに10人の気持ちを表現する。
 あらすじは、秋祭りに奉納される獅子舞が天狗に襲われて傷つき、「大もみじ」「根上がりの松」「トンボの楽園」など新山名物の10カ所から光を集めて元気を取り戻す。クライマックスは獅子舞が再び天狗と戦うシーンで、激しい踊りと勇ましい演奏で盛り上げる。
 児童たちは、拍子木の小気味のいい音色で始まる舞台を踊り手やはやし方、語りなどそれぞれの役割を全員でこなす。通しげいこでは2頭の獅子を巧みに操り、太鼓を勇壮に打ち鳴らし、琴と笛をしっとりと奏でていた。
 大沼教諭は「獅子舞学習で、ふるさとを愛する気持ちが育った。地元の名物をよく観察して触れ、舞台に取り入れることで新山のよさを改めて知ることができた。今度の舞台は卒業前の学習の集大成」と来場を呼び掛けけている。
 ふるさとまつりは正午開場、午後0時半開演。29団体が32演目を発表し、からたち組は6番目に出演する。問い合わせは富県公民館(電話0265・72・2318)へ。

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