青パパイヤが取り持つ縁で2005年から始まった沖縄県南大東村(南大東島)と伊那市民との民間交流で、第5次伊那市民訪問団が23日から3日間の日程で南大東島を訪れている。23日夜には、同村の離島総合センターで開かれた交流会で村挙げての歓迎を受けた。
訪問団は、交流の中心となっている青パパイヤの会の小林史麿会長を団長に24人。空路那覇経由で23日午後3時過ぎに島に着いた一行は、村役場を表敬訪問した。
訪問団を代表して小林団長が、「末永く友好親善の関係を維持したい。昨年は伊那西小学校の子どもたちが島で異文化体験ができた。来年はまた島の子どもたちに伊那に来てもらいたい。次々に子どもたちが新しい体験をしていくという関係を続けたい」とあいさつし、歓迎に感謝した。
訪問団一行は、公務のため島外出張中の照屋林明村長に代わって訪問団を迎え入れた伊佐隆夫副村長から村の概要について話を聞き、「島面積の6割がサトウキビ畑」「中学を卒業すると本島の高校などに進学するため、15歳から18歳の人口はゼロ」といった村の特徴に理解を深めた。
交流会には、村の各種団体関係者や伊那との交流にかかわりのある村民ら100人以上が参加。席上で、青パパイヤの会が昨年10月に村に贈ってあった伊那市東春近の洋画家野溝嘉彦さんが雪の中アと雪の農村風景を描いた絵の贈呈式も行った。村教育委員会の金城松春教育委員長からは、「村の子どもたちの教育に寄与した」として、小林団長に感謝状が贈られた。
交流会では、伊那でコンサートを開いたこともある大東太鼓「碧会」やボロジノ娘の小中学生たちがステージに立ち、勇壮な太鼓演奏や優美な島唄を披露。訪問団員を感激させていた。