上野へ22年目キビ発送

南海日日新聞社 地域 2010年2月23日

パンダ見たい!に親ら思案/徳之島・山小

 徳之島町立山小学校(塩入俊實校長、児童34人)の児童と保護者らは21日、同校近くのパンダ園で上野動物園に贈るためのサトウキビの刈り取り作業を行い、発送した。今年で22回目。保護者らは児童らに上野動物園を見学させたいと方策を思案している。
 1989年から実施されるPTAの恒例行事。上野動物園からの要望でキビの品種は茎が柔らかい昔ながらの大茎種。住民の協力もあり、総合的な学習の時間などを利用して育て上げた。
 児童らは保護者が刈り取ったキビを、50センチほどの長さに切りそろえ丁寧に汚れなどをふいた後、10キロずつ、30箱に詰めて送った。
 動物園からパンダの絵はがきなどが贈られるなど交流している同校。保護者らは「来年はパンダが上野動物園に戻ってくると聞いた。子どもたちがパンダを見たがっている。なんとかしてあげたい」などと話し、実現に向け方策を探っている。
 4人の子どもが卒業後も同活動に携わっている太良春吉さん(60)は「20年以上も続けている。子どもたちの夢をかなえるように、行政や園も動いてほしい」などと訴えた。

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