おじぎは気持ち込め

荘内日報社 未分類 2010年2月19日

観光ホスピタリティ研修

 日本海きらきら羽越観光圏推進協議会(会長・榎本政規鶴岡市長)の観光ホスピタリティ向上研修会が18日、酒田市のホテルリッチ&ガーデン酒田で開かれ、専門家による講義や実技指導で接客・接遇のレベルアップを図った。

 庄内地域5市町と戸沢村、秋田県にかほ市、新潟県村上市、関川村、粟島浦村の10市町村が連携し広域観光事業を展開している同協議会が、圏域内のホテル・旅館における「もてなし」の向上を目的に初めて開催した。

 この日は、宿泊施設でフロント業務や客室係、総務・経理関係などに就いている従業員や旅館経営者ら20人余りが参加。JTB能力開発(東京都豊島区)の恩田美穂さんを講師に、「ホスピタリティとは」「何でもてなすか」などをテーマに研修した。

 恩田さんは、「お客さま一人一人を大切に思い、お客さまの立場で考え、満足してもらえるよう心を込めてもてなすことがホスピタリティ」と解説。その上で「施設・設備、料理、接客・接遇、周辺環境でもてなす」とし、庄内は「ものすごくいい周辺環境を有している」と評価した。

 客に好印象を持たれるポイントとして「あいさつ」「表情」「身だしなみ」「言葉遣い」「立ち居振る舞い」を挙げ、あいさつは「いらっしゃいませ」だけで終わらずに、「ようこそ、おいでくださいました」など、何かひと言をプラスすることが大事と述べた。

 また、おじぎの方法を実技指導。「腰を折る角度は30度。背筋を伸ばし、さっと頭を下げて1、2と数え、ゆっくり上げること。帰るお客さまにその姿は見えないが、ほかのお客さまが見たときにすごく良い印象を与える」とし、「大切なのはおじぎをした状態できっちり止めること。ありがとうの気持ちがあれば必ず止まる」とアドバイスした。

 参加者は、3、4人で自己紹介の練習をしたり、ペアになって互いのおじぎを評価し合うなど、接客・接遇のレベルアップに向けて真剣に学んでいた。

 この研修会は19日にも鶴岡市の湯野浜温泉コスパで開催。また、来月にかけて新潟県村上市、秋田県にかほ市の宿泊施設でも開かれる。

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