法曹三者、わkりやすい言葉、表現で【釧路】

釧路新聞社 社会 2010-02-17

釧路地裁第1号裁判員裁判

 釧路地裁で初めてとなる裁判員裁判が16日、開廷した。一般市民が重大な刑事裁判に裁判員として参加し、被告人の有罪、無罪だけでなく量刑も判断する。一般市民なら誰もが裁判員に選ばれる可能性があり、普段、法律や事件、社会の動きなどにあまり関心を持っていない市民でも裁判員になる。
 「事案の内容や被害者の方々の心情といったものが裁判員の皆様に十分伝わるように分かりやすい、主張、立証というものを心掛けたい」。入廷前、記者団にそう語った鈴木淳史検事は、法廷での立ち居振る舞いや言葉遣い、難解な法律用語の表現方法など、さまざまな点で「分かりやすさ」を前面に押し出した姿がうかがええた。
 また、裁判員が必要以上に被告人に対して悪者だという印象を感じないための「予断排除」に対し、裁判所側の腐心する様子も感じ取れた。
 これまでの刑事裁判では、拘置中の被告人は刑務官らに囲まれるように入廷し、被告人は腰縄に手錠、足元はスリッパという姿がほとんど。しかし、この日の被告人は、弁護側が差し入れた黒のスーツ姿で被告人席に着席。さらに、これまで法廷に入廷する全員の前で行われていた解錠の様子も裁判員の目に触れないよう、裁判員が入廷する前に行うなど、配慮が見られた。

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