戸籍や住民票を取得するために石垣市役所の市民生活課を訪れた聴覚障がい者に、窓口からの呼び出しを振動で伝えるシステムが15日、導入された。
市保健福祉部によると、聴覚障がい者が窓口を利用する場合、申請した書類ができあがったことを知らせる声の呼び出しを聞き取れず、順番が後回しになる場合などがあった。市の第3次石垣市障がい者福祉計画の策定作業のなかでも、振動による呼び出しシステムの導入を求める意見が出ていた。
このため、市は同窓口が混み合う3~4月を前に同システムを導入した。愛称は「呼出しんちゃん」。今後、ほかの部署でも必要性を検討していく。
導入したのは、振動する機器4台を送信機1台で操作できるシステム1組と、1台の送信機で振動する機器1台を操作するシステム1組。購入費は合わせて約28000円。
15日に同窓口前で行われた設置セレモニーでは、聴覚障がい者が実際に振動による呼び出しを体験し、「病院や銀行にも設置してくれたら、不便がなくなる」などと話した。
同窓口では昨年3月、耳が不自由であることを示すための「耳マーク」が置かれている。
コメントしてください。ログイン(
)