成章高の「キャロッポタルト」新発売

東愛知新聞社 未分類 2010年2月14日

 「特産品でまちおこしを」と、成章高校商業科で昨秋から商品化に取り組んできたスイーツ「キャロッポタルト」が完成した。今月7日の地元の朝市「二七の市」で試験販売したところ即完売。一連の事業は第9回「東三河ビジネスプランコンテスト」で特別賞に選ばれ、生徒たちは手ごたえを感じている。当面は朝市で販売し、次年度以降は販路拡大も視野にさらに田原のまちを全国発信したい考えだ。

 キャロッポタルトの原材料となる「にんじん芋」は、焼きいもや切り干し芋などに使われるサツマイモの一種。自然の甘みとベータカロチンやビタミンEが豊富な食材だ。
 プロジェクトは商業科3年生がビジネス実務を学ぶ「総合実践」の授業を活用。社会人や学生のキャリア教育を手がける安田真浪さん(トライアングル・トラスト代表)を講師に迎え、昨年9月に生徒40人でプロジェクトチームを立ち上げた。
 生徒は実行委員会のもとに設けた「商品開発」「調査」「予算」「広告(PR)」の各委員会で、事業計画から材料や資金調達、商品分析などを学んできた。原材料の調達、商品製造は市内の農家やパン・ケーキ店に委託している。
 初年度は商品開発までを担い、今年度中に2年生に引き継ぐ。次年度以降は、学校ホームページや携帯サイトを生かした通販手法などにも挑戦。向こう2年間をめどに、地域から全国へと徐々に販路を広げる。
 この日はプレーンタイプとハチミツ入りの2種類を1個120円で販売。午前7時の販売開始とともに来場者が行列をつくり、用意した100個をわずか7分で売り切った。
 店頭で販売を担当した伊藤瑠菜さん(商品開発委員会)は「こんなに早くなくなってしまうとは」と驚いた様子。
 また「イモの余計な水分を飛ばすのに苦労した。材料の調達や製造委託など多くの協力でビジネスが成り立っているのが肌で感じられた」とこの半年間を振り返った。
 キャロッポタルトは今月27日の二七の市でも販売する。

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