諏訪大社上社御柱祭の抽籤(ちゅうせん)式は、15日午前11時から行う本宮月次祭(つきなみさい)に続いて行われ、地区ごとに抽籤祈願を重ねてきた8人の抽籤総代が神前で順番にくじを引く。昼ごろには各地区が曳行(えいこう)を担当する御柱が決まる見通しだ。
抽籤総代は事前に行う順番くじを含めて計3回のくじ引きに臨む。抽籤式での昇殿順を決める事前のくじ引きは本宮の参集殿で行う。諏訪大社の神職と8人の抽籤総代、立会人の大総代2人のみが参集殿に入り、上社本宮に近い湖南・中洲地区から時計回りでくじを引き、順番を決める。その後、幣拝殿に場所を移し、月次祭に続いて抽籤式を行う。
昇殿した8人の抽籤総代は本抽籤の順番を決めるためのくじ引きを経て、曳行担当を決める本抽籤に臨む。
前回は抽籤式が日曜日と重なり、境内は大勢の参列者で埋まった。今回は平日だが、氏子らの関心が高いため、相当な人出が予想されている。諏訪大社は斎庭(ゆにわ)に入庭できる人数を各地区83人(うち木やり師3人)に制限。神事を生中継するエルシーブイは前回同様社務所前の祈祷殿と高島神社の間付近に大型モニターを設置し、斎庭に入れない氏子らに抽籤式の様子を伝える。
曳行分担を抽籤によって決めるようになったのは明治時代からとされる。諏訪大社によると、社務日誌には1890(明治23)年に抽籤式が神前で行われたという記載が初めて登場するという。
曳行分担の地区割は1902(明治35)年から現在の枠組みとなった。以降18回行われている御柱祭では、それぞれ抽籤により別表のように曳行を分担している。