「郷土の誇り、PRして」

南海日日新聞社 社会 2010年2月10日

着付けや機織り体験も/2校で大島紬教室・徳之島

 本場奄美大島紬に関心を持ってもらおうと徳之島の神之嶺小と徳之島高校で9日、大島紬教室があった。本場奄美大島紬協同組合理事で伝統工芸士会長の南祐和さん(63)ら3人が大島紬の歴史や製造工程などを説明しながら指導。着付けや機織り体験もあった。10日は面縄小である。
 伝統的工芸品産業振興協会が主催する「児童・生徒に対する伝統的工芸品教育事業」。小・中学校・高校の授業の一環として児童・生徒が伝統工芸士にじかに接する機会を設けて、日本固有の歴史や文化に対する関心を高めてもらうことなどが目的。同校が応募し実施された。
 徳之島高校武道館であった同教室には同校総合学科1年生68人が参加。大島紬の歴史や製造工程の説明があったほか、機織りや着付けの体験があった。試着した女子生徒の一人は「初めて大島紬を着た。うれしかった。工程の大変さが分かった。値段が高いのにも驚いた」などと話した。
 南さんは「大島紬のことを予想以上に知らないことにびっくりした。今回の体験で親しんでもらい。少しでも関心を持ってもらいたい。卒業して都会に出ても郷土の誇りとしてPRしてほしい」などと語った。

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