中央アルプス千畳敷カール(2612メートル)で6日、駒ケ根市福岡の織田大原(おだおおはら)昇さん(30)江美子さん(30)ら2組のカップルが「純白の結婚式」を挙げた。あいにくの悪天候のため、挙式はホテル千畳敷内のレストランで行ったが、雪で作ったチャペルの前で喜びの記念撮影。氷点下17度と凍てつく吹雪の中で、寄り添い合って永遠の愛を誓った。
駒ケ根市観光協会が冬の千畳敷カールをPRしようと8年目を迎えた企画で、この日挙式したのは織田大原さん夫妻と、千葉県の葉山雄太さん(20)麻衣さん(23)夫妻。駒ケ根高原教会の城村義人牧師の立ち会いのもと、アルプホルン駒ケ根による生演奏が流れる式場で、友人や親族に祝福された。
織田大原さん夫妻はスノーボードが趣味で、真っ白な雪の上での結婚式にあこがれていたという。江美子さんは「いろんな人に祝福されてうれしい」、昇さんは「楽しい家庭をつくっていきたい」と顔をほころばせた。
4年前に宝剣山荘のアルバイトで出会ったのが馴れ初めという葉山さん夫妻。雄太さんは「二人で布団をかぶって星を眺めた夜が思い出に残っています」と笑顔で話した。