校庭に自然エネルギー探知器―日立

常陽新聞新社 未分類 2010年1月26日

助川小に完成、発電をLEDで確認

日立市立助川小学校(岩波英一校長、児童数450人)の校庭に自然エネルギー探知器が設置され、25日、児童や保護者らが参加して完成除幕式が行われた。同校ではビオトープに設置した太陽光電池や風力発電機を活用して自然エネルギーを学習していることから、発電状況が一目で分かる探知器を活用し意識の高揚を図っていくという。

同校では今年度、「未来を拓(ひら)く科学大好き助川っ子の育成」を重点施策の一つに掲げ、自然エネルギーを学習している。同探知器は5年生76人が理科の発展的学習として、校庭にビオトープの改造計画を行い、その一環として日立製作所OBでつくる「日立理科クラブ」の協力を得て完成した。

探知機は縦50センチ、横80センチ。約5メートルの高さに設置された風力発電機と太陽光電池の下部に設置。デザインは5年生全員で考案し、発光ダイオードの電球が取り付けやすいものが選ばれた。図案を考えた櫛田拓人君(11)は「風のイメージを青色で表現した」、太陽光発電の佐藤芙美さん(11)は「太陽光から太陽が浮かんだ」と話した。

探知機にはそれぞれ100個のLEDの豆電球使われ、風力では青の点滅で、太陽光は赤色で電気が生じていることを知らせる。風力は直径約1メートルの羽で5ワット、太陽光(60×60センチパネル)で約35ワットを生産し、バッテリーに蓄電する。学校では将来、電力を水中ポンプや噴水などに利用したい考え。

指導に当たった理科クラブの関幸一さんは「自然エネルギーで電気が作られていることを確認してほしい。自然エネルギーで地球温暖化を遅らせることができる。いろんな自然エネルギーを活用できることを学んでほしい」と児童に呼び掛けた。

岩波校長は「今の子どもたちが大人になった時、もっともっと環境を本気で考えないと困ってしまう時代になる。自然エネルギーをうまく活用することが大切」と話した。

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